肥満で保険は適応されるケースって?
肥満を改善するのに有効な薬は、病院で処方してもらえることを知っていましたか?
「病院で処方される薬は信用できるし、一度診察してみようかな?」と通院を考える方もいると思いますが、それにはかなりの費用がかかることも。
肥満改善の薬物療法は保険が効かない場合があるため、注意が必要です。
自分の肥満度がどの段階なのか、まずは自分でチェックしましょう。
BMIの数値が大きいと保険が効く?
肥満で診察を受ける多くの方は自費ですが、稀に保険が適用できるケースがあるんです。
保険適用の条件として、重要なのがBMI。
BMIとはボディマス指数とも呼ばれ、身長と体重で肥満度を数値化した体格指数です。
計算はとても簡単。
BMI=体重÷(身長m)2
この方程式に自分の体重と身長をあてはめ計算するだけでOK。
数値が大きいほど太っているという証拠で、BMIが35以上の高度肥満には保険が適用されます。
BMI 肥満度
18.5未満 痩せている(低体重)
18.5~24 標準
25~29 肥満1度
30~34 肥満2度
35~39 肥満3度
40以上 肥満4度
あなたの肥満度は、どのくらいでしたか?
自分が今どの段階なのか確認してみましょう。
健康障害があれば保険適用可
もうひとつ保険の適応用が可能なのが、睡眠時無呼吸や脂質異常が伴ったり膝に痛みがでたりと肥満に関連した健康障害がある場合。
太っていることが原因で他の病気が誘発されるケースは、命に関わることもあるので保険が使えるんです。
肥満外来は、専門家の指導のもと食事や運動法など生活習慣の改善をサポートをします。
処方される薬としては、食欲を抑える効果があるサノレックスや代謝を良くする漢方などが一般的。
あなたの症状が保険適用するのか確認しましょう。